「布団の匂いを消す方法を今すぐ知りたい…」と検索している時って、布団の臭い原因が汗なのかカビなのか、おねしょやペットのおしっこなのか、タバコや加齢臭なのか、いろいろ不安になりますよね。布団の臭いが取れないまま寝るのはストレスですし、人を家に呼ぶのも気が引けると思います。特に、家族と同じ寝室だったり、来客用布団だったりすると、「これ気づかれてないかな…?」と妙に気になってしまうんじゃないかなと思います。
布団の臭い原因が汗や皮脂なら、重曹を使った対策が合いますし、布団の臭い原因がカビなら、カビ取りや乾燥の仕方を変えた方が早くスッキリします。おねしょやマットレスのお漏らし対策ではクエン酸や防水シーツが頼れる相棒になりますし、タバコの臭いや加齢臭が気になる場合は、消臭スプレーの選び方やコインランドリーでの布団丸洗いも大事なポイントです。さらに、ダニやホコリもからんでくるので、「何が原因か」「どこまでやるべきか」を整理しておくと、ムダなく動けますよ。
さらに、布団の臭いを根本から消すには、布団を干す頻度や布団乾燥機の使い方、除湿マットや除湿シートの活用、ダニやカビを増やさない寝室環境づくりも欠かせません。マットレスのお漏らしや、フローリングに敷いた布団の湿気、三つ折りマットレスの洗い方など、「どこまで自宅で対処して、どこからクリーニングに任せるか」も迷うところだと思います。ここを整理しておくと、「次に同じことが起きたときの行動」がかなり楽になります。
この記事では、布団の臭い原因別に、重曹やクエン酸、消臭スプレー、布団乾燥機、コインランドリー、クリーニング、除湿マット、防水シーツなどをどう組み合わせればいいかを、できるだけ分かりやすくまとめました。あなたの布団の状態に合わせて選べるようにしているので、「結局どうすればいいの?」というモヤモヤを一緒に解消していきましょう。手順通りにやれば今日からできる内容ばかりなので、ぜひ気軽に読み進めてみてください。
- おねしょや汗、カビなど原因別に布団の匂いを消す具体的な手順が分かる
- 重曹やクエン酸、消臭スプレーなど市販品の上手な使い分けが分かる
- コインランドリーやクリーニングを使うべきタイミングと注意点が分かる
- 除湿シートや布団干し習慣で臭いを予防する寝室環境づくりのコツが分かる
布団の匂いを消す緊急対処法
ここでは、「今日このあと寝るまでに何とかしたい…!」という緊急モードのあなた向けに、原因別の即効テクニックをまとめています。完璧に消すというより、まずは不快感をぐっと減らすのがゴールです。そのうえで、後半の根本対策につなげていきましょう。ここで紹介するやり方は、家にある道具やドラッグストアで手に入るアイテムだけでできるものを中心にしているので、「とりあえず今できること」をサッと知りたい時にも役立つはずです。
布団の匂いの原因とは?代表パターンをまとめて解説

布団からなんとなく嫌な匂いがしてくると、「ちゃんと干しているのに…」「洗ったのにまだ臭う…」とモヤっとしますよね。実は布団の匂いにはいくつかの代表的な原因があり、多くの場合はそれらが組み合わさって発生しています。ここでは、布団の匂いが生まれる主な原因を分かりやすく整理して解説していきます。
汗・皮脂・フケなど体から出る汚れ
布団の匂いのベースになりやすいのが、寝ているあいだに体から出る汗や皮脂、フケ、角質汚れです。これらの汚れ自体には強い匂いがない場合も多いですが、時間が経つと皮膚常在菌が分解し、酸っぱい匂いやムワッとした体臭っぽい匂いに変化していきます。特に枕周りや首元だけ強く臭う場合は、このタイプが関係していることが多いです。
雑菌やモラクセラ菌による生乾き臭
洗濯したのに雑巾のような匂いが残るときは、雑菌が増えているサインかもしれません。モラクセラ菌と呼ばれる菌は湿気と汚れが残った環境を好み、布団やシーツが中途半端に乾いた状態が続くと一気に増殖して生乾き臭を発生させます。湿度が高い季節や、布団を敷きっぱなしにしている環境では特に注意が必要です。
カビやカビの胞子による匂い
押し入れの奥のような匂いや、土っぽい匂い、墨汁のような匂いがするときは、カビが原因の可能性が高いです。カビは湿度が高く通気性の悪い環境で発生しやすく、フローリングに布団を敷きっぱなしにしている場合や、乾燥が不十分な状態で収納している場合に増えやすくなります。匂いだけでなく健康面への影響もあるため、放置はおすすめできません。
おねしょやペットの粗相によるアンモニア臭
ツンとした刺激の強い匂いがする場合は、尿に含まれるアンモニアが原因のケースが多いです。おねしょやペットの粗相は布団の中材やマットレス内部まで染み込みやすく、表面だけ処理しても成分が残ってしまうと、乾いてからも継続して匂いが発生します。特に時間が経過すると、アンモニアが分解されて違った匂いに変化していくこともあります。
タバコや料理など部屋の生活臭
布団は部屋の匂いを吸収しやすい素材です。タバコのヤニ臭や揚げ物・焼き肉などの油っぽい匂いが部屋に残っていると、そのまま布団にも移り、こもったような独特の臭いとして感じられることがあります。布団だけでなく、室内環境全体の見直しが必要になるパターンも少なくありません。
加齢臭やミドル脂臭などの体臭変化
年齢によって体臭の質が変化すると、枕や布団に残る匂いも強く感じられるようになります。特に首の後ろや頭部から出やすい匂いは油分を多く含み、水洗いだけでは落ちにくい特徴があります。「枕周辺だけ強く臭う」というケースでは、この原因が関係している可能性が高いです。
布団やマットレス素材そのものの匂い
新品の寝具で感じる独特の匂いは、素材由来のケースもあります。羽毛布団の獣毛っぽい匂いや、ウレタンマットレスの化学系の匂いなどが代表例です。使用や換気を重ねることで徐々に弱まっていくことが多いですが、湿気がこもると強く感じやすくなるため、保管環境にも注意が必要です。
このように、布団の匂いには複数の原因が重なっている場合が多いです。まずは「どのタイプの匂いに近いか」を把握することで、その後の対策方法を適切に選びやすくなります。
おねしょ匂いとクエン酸対策

おねしょやペットのおしっこで布団が濡れたときは、時間との勝負です。放置時間が長くなるほど、尿成分が奥までしみ込んでしまい、アンモニア臭も強く残りやすくなります。まずは冷静に、「今どこまで濡れているか」「マットレスまで到達しているか」をざっくり把握するところからスタートしましょう。
STEP1:水分をひたすら吸い取る
最初に、乾いたタオルやペットシーツを汚れた部分にぎゅっと押し当てて、水分をしっかり吸い取ります。こするのではなく、体重をかけて押さえるイメージです。ここでの吸い取り具合で、このあと残る臭いがだいぶ変わります。
タオルは何枚か用意して、びしょびしょになったら新しいものに交換してください。マットレスまで漏れている場合は、できればマットレスを立てて、裏側からもタオルを当てておくと、重力で下に落ちた尿も吸い上げやすくなります。「この段階でどれだけ水分を減らせるか」が、勝負どころです。
STEP2:クエン酸スプレーでアンモニアを中和
次に、アンモニアのアルカリ性を中和するためにクエン酸を使います。水に溶かしてクエン酸スプレーを作り、汚れの範囲全体にたっぷり吹きかけてください。そのあと、再びタオルで押さえて、浮き上がってきた尿成分ごと吸い取ります。
この「クエン酸スプレー→押さえて吸い取る」を数回くり返すことで、ツンとしたおねしょの匂いがかなり和らぎます。スプレーの濃度は、まずは薄め(例えば水200mlにクエン酸小さじ1程度)から試して、必要があれば少しずつ濃くしていくと安心です。一気に濃くしすぎると、布の色や金具部分への影響が心配なので、様子を見ながら調整してくださいね。
STEP3:徹底乾燥で「生乾き臭」を防ぐ
最後にドライヤーの冷風や扇風機でしっかり乾燥させると、刺激的なおねしょの匂いはかなり落ち着きます。表面だけさらっとしていても、中がまだひんやりしている場合は、完全には乾ききっていないことが多いです。手で触って温度や湿り気を確認しながら、奥まで乾いているかチェックしてみてください。
マットレスまで染み込んでしまった場合は、表面側から同じことをしつつ、できるだけ風通しの良い場所で長めに乾かすのがポイントです。窓を開けてサーキュレーターを当てたり、天気が良ければ日陰〜半日陰で立てかけておくと、乾くスピードが全然違います。
クエン酸と重曹は「混ぜない」方が失敗しにくいです。尿臭にはクエン酸、汗や皮脂の酸っぱい匂いには重曹、と役割分担して使った方が、効果も分かりやすくなります。混ぜてしまうとお互いを打ち消し合って、どちらの良さも活かせないことが多いですよ。
なお、マットレスにお漏らしをしてしまったときの詳しい手順は、マットレスのお漏らし対策を解説している記事も参考になると思います。状況が重めのときは、そちらもチェックしてみてください。
お子さんのおねしょが続く場合は、防水シーツやマットレスプロテクターを敷いておくと、次のトラブルのダメージをかなり減らせます。ここまでくると「布団の匂いを消す」というより、「染み込ませない仕組みづくり」ですね。夜中の対応もかなり楽になるので、精神的な安心感も大きいと思います。
おねしょ匂いとクエン酸対策
おすすめ商品例:レック 激落ちくん クエン酸 粉末タイプ
なぜ対策になるのか:おねしょやペットのおしっこに含まれるアンモニアは「アルカリ性」です。対して、クエン酸は「酸性」の成分なので、
アルカリ性(アンモニア)+酸性(クエン酸)=中和して匂いが弱くなる
という、シンプルだけど強力な仕組みで働きます。
激落ちくんのような粉末タイプのクエン酸は、
- 水に溶かしてスプレーにしやすい(濃度調整が簡単)
- 香りが強くないので「クエン酸の匂いが残る」ストレスが少ない
- 尿以外にも、水回り掃除や石けんカス・水垢落としにも転用できる
というメリットがあって、一本あるとかなり使い回せます。
あなたの手順に当てはめると、
- STEP1:タオルやペットシーツで、水分を物理的にできるだけ吸い取る
- STEP2:クエン酸スプレーでアンモニアを化学的に中和する
- STEP3:風・扇風機・ドライヤーでしっかり乾燥させて、生乾き臭を防ぐ
という「物理+化学+乾燥」の三段構えになります。
ポイントは、クエン酸は“匂いの元の性質”にピンポイントで効いているということ。重曹などの弱アルカリでは、アンモニアと同じ「アルカリ側」なので相性がイマイチなんですよね。
布団汗臭と重曹スプレー活用
寝汗や皮脂が原因の布団の汗臭さは、酸っぱい匂いやむわっとした体臭っぽい匂いとして出てきます。「なんとなく枕がくさい」「シーツを洗ったのに、敷布団から匂いがする」と感じる時は、このパターンのことが多いです。日々の汚れがちょっとずつたまっていくので、気づいたら「うわ、けっこう来てるかも…」となりがちですよね。
粉の重曹で「洗えない布団」をケア
洗えない敷布団やマットレスには、重曹の粉を直接振りかける方法が使いやすいです。気になる部分を中心に全体にふんわり広げ、そのまま数時間〜半日ほど放置します。重曹が汗や皮脂の酸性成分と反応しつつ、匂いも一緒に吸着してくれます。
特に、腰や背中が当たる部分、枕周りは汗がたまりやすいので、少し厚めに重曹を乗せておくイメージでOKです。そのあいだにシーツやカバーを洗濯しておくと、仕上がりがぐっと気持ちよくなりますよ。
重曹スプレーで「とりあえず今日のニオイ」をリセット
掛け布団カバーやシーツの汗臭さには、重曹スプレーも便利です。水に重曹を溶かしてスプレーボトルに入れ、裏表に軽く吹きかけたあと、天日干しや布団乾燥機でしっかり乾かします。寝る前に「ちょっと匂いが気になるかも」と思ったときの、応急リセットとしても使いやすい方法です。
ただし、重曹は粉が残ると白くなってしまうことがあるので、黒や濃い色の布地に使うときは、目立たない場所でテストしてからにしましょう。スプレーは「かけすぎない・ベタベタにしない」を意識すると失敗しにくいです。
重曹は粉のまま使うときも、スプレーにするときも、「最後はしっかり乾かす」ことが一番大事です。湿ったまま放置すると、逆に雑菌やカビの原因になるので注意してください。特に冬場や梅雨どきは、思った以上に乾きにくいので、扇風機や布団乾燥機をうまく組み合わせてみてください。
洗濯+温度で「モラクセラ菌」対策も
シーツやカバーは、週に1回を目安に洗濯するのがおすすめです。モラクセラ菌などの雑菌は、洗濯だけでは完全にゼロにはなりませんが、定期的にリセットしてあげることで、増えすぎを防ぐことができます。余裕があれば、40℃前後のぬるま湯で洗ったり、乾燥機でしっかり乾かしたりすると、ニオイ戻りの予防にもなりますよ。
「どうしても汗臭が取れない…」というときは、一度コインランドリーの乾燥機で高温乾燥を試してみるのもアリです(素材の洗濯表示は必ず確認してください)。家の洗濯機だけでは落としきれないニオイの元が、まとめてスッキリすることも多いです。
布団汗臭と重曹スプレー活用
おすすめ商品例:レック 激落ちくん 重曹 1kg
なぜ対策になるのか:汗・皮脂・皮膚の常在菌が作る「酸っぱい匂い」「むわっとした体臭」は、主に酸性寄りの臭気成分が多いです。
ここに弱アルカリ性の重曹を使うと、中和反応+吸着のダブル効果が期待できます。
重曹が効くポイントはこの3つ:
- 弱アルカリで酸性臭を中和
酢酸・イソ吉草酸などの酸性の悪臭成分を、重曹のナトリウムイオンが中和して匂いを弱めてくれます。 - 多孔質の粉がニオイを吸着
重曹の粉は表面積が大きく、臭気分子を物理的に抱え込む働きがあります。布団に振りかけて放置→掃除機で吸う、という流れと相性が良い理由ですね。 - 皮脂汚れをゆるめる「緩衝作用」
水に溶かすとpH8くらいの弱アルカリ性になり、タンパク汚れや皮脂汚れをふやかして落としやすくしてくれます(ただし洗剤ほど強くはないので、あくまで補助的なイメージ)。
「洗えない敷布団・マットレスに粉をふる」「シーツやカバーには重曹水スプレー」という使い分けをすると、
- 粉:奥にしみ込んだ汗臭にアプローチ
- スプレー:表面の“今日のニオイ”をならす
という二段構えにできます。
注意点としては、
- 完全に乾く前に寝ない(湿った重曹は逆に雑菌のエサになる)
- 濃い色の布は、目立たないところで白残りしないかテストする
この2つだけ押さえておけば、かなり扱いやすいアイテムですよ。
カビ臭やカビ取り消臭スプレー

押し入れから出した布団が土っぽい匂い、墨汁のような匂いがする場合は、カビ臭の可能性が高いです。カビは匂いだけでなく健康面のリスクもあるので、汗臭さより少し真剣に向き合った方がいいゾーンです。特に、ぜんそくやアレルギー体質の家族がいる場合は、「ただのニオイ」と軽く見ない方がいいかなと思います。
カビ臭チェックのポイント
まず、目に見えるカビの黒い点やシミがあるかチェックします。布団の裏側や、床に接していた面、折り目の部分など、湿気がたまりやすい場所を重点的に見てみてください。表面だけの軽いカビなら、消毒用エタノールをスプレーして、清潔な布で軽く押さえるように拭き取り、そのあとしっかり乾燥させます。
色が残ってしまった部分には、酸素系漂白剤を薄めたものを使う方法もあります。色柄物の布団カバーなどには比較的使いやすいですが、必ず目立たない場所で試してから本番にしてください。布団本体に使う場合も、ごく小さい範囲から始めて、色抜けや生地の変化がないか様子を見ましょう。
健康面のリスクも意識しておく
カビは単純な「汚れ」ではなく、胞子をまき散らす「生き物」です。室内の湿気やカビと健康影響については、厚生労働省も注意喚起をしていて、湿った室内環境やカビが、ぜんそくの増悪や呼吸器症状と関連する可能性があるとまとめています(詳しく知りたい場合は、厚生労働省「科学的根拠に基づくシックハウス症候群に関する相談マニュアル」などの資料も参考になります)。
寝ているあいだは呼吸がゆっくりになり、布団に顔を近づけたまま何時間も過ごすので、カビ臭い布団で寝続けるのは、あまり良いコンディションとは言えないですよね。咳やくしゃみ、鼻づまりが続く場合は、布団や寝室環境も一度見直してみてください。
塩素系カビ取り剤は、布団やカバーの色落ち、繊維のダメージにつながりやすいです。布団に直接スプレーするのは基本的におすすめしません。どうしても使う場合は、自己責任のうえで、換気とゴム手袋を徹底してください。また、表示されている注意事項や使用量は必ず守り、正確な情報はメーカーの公式サイトやラベルで確認しましょう。
仕上げは「乾燥」と「予防」までセット
処理後は必ず、日陰〜半日陰でのしっかり乾燥がセットです。布団乾燥機があれば、カビの再発を防ぐ意味でも、高温モードで1〜2時間かけておくと安心感が違います。天日でガンガンに干すと側生地が傷みやすい素材もあるので、表示を見ながら「日陰干し+乾燥機」など、組み合わせてみてください。
カビ臭は一度ついてしまうと完全に消し切るのが難しいので、「布団を敷きっぱなしにしない」「除湿シートを使う」「押し入れに入れる前に必ず乾かす」といった予防が、実は一番コスパの良い対策です。特にフローリングに直敷きしている場合や、北側の部屋で布団を使っている場合は、湿気がこもりやすいので要注意です。
カビ臭やカビ取り消臭スプレー
おすすめ商品例
- 健栄製薬 消毒用エタノールIPA 500mL(スプレーボトルに詰め替えて使用)
- 花王 ワイドハイターEXパワー(酸素系漂白剤)
なぜ対策になるのか:カビ対策は本質的に、
- カビそのものを殺す(殺菌)
- カビが作った色素・ニオイを分解する(漂白・酸化)
の2ステップです。
1. エタノールでカビの細胞膜を壊す
消毒用エタノールIPAのような70〜80%前後のアルコールは、カビの細胞膜やタンパク質を変性させて殺菌します。水分が少し混ざっていることで、アルコールが細胞内に浸透しやすくなるのがポイントです。
- 表面にシュッと吹きかける
- ティッシュや布で、こすらずポンポン押さえるように拭き取る
- その後しっかり乾燥させる
という流れで、「今生きているカビ」をまず減らします。
2. 酸素系漂白剤で色とニオイの元を酸化分解
ワイドハイターEXパワーのような酸素系漂白剤は、
過酸化水素を放出し、色素や悪臭分子を酸化・分解するタイプです。
- 黒っぽいシミや黄ばみ
- カビが作った有機色素・くさい成分
に対して、「無色でニオイの少ない別の物質」に変えてくれます。
ポイントは塩素系と違って、
- 色柄物でも比較的使いやすい(※必ず目立たない場所でテスト)
- ツンとした塩素臭が少ない
という扱いやすさ。布団カバーやシーツのカビ黄ばみには、まず酸素系から試す方が安全度は高いです。
カビ対策で一番大事なのは「その後の乾燥」
どれだけいい薬剤を使っても、
- 室内に干したまま湿気ムンムン
- 布団内部まで乾いていない
となると、再びカビ天国になります。
エタノール+酸素系漂白剤で「いったんリセット」、その後の布団乾燥機や除湿シートで湿気管理までセットで考えると、カビ臭とはかなり戦いやすくなります。
タバコや加齢臭向け消臭スプレー

タバコの匂いや加齢臭は、布団の繊維にじわじわ蓄積しやすい匂いです。どちらも「完全ゼロ」にするのは難しいですが、レベルを下げることは十分可能です。「なんとなく部屋全体がくさい気がする…」というときは、布団だけでなく、カーテンやラグ、クッションなどにも同じ匂いがついていることが多いんですよね。
消臭スプレーの「正しい使い方」
まずは、布団用の消臭スプレーを上手に使います。布団から30cmほど離して、表面が軽くしっとりするくらい吹きかけたら、すぐにたっぷりの風に当てて乾かすのがポイントです。消臭成分が匂いを包み込みながら、乾燥と一緒に飛んでいってくれます。
一度にたくさん吹きかけるより、「薄く広く+しっかり乾燥」の方が、ニオイ残り・ベタつきが少なくておすすめです。連日たっぷりスプレーしてしまうと、成分が蓄積して逆にイヤな匂いになってしまうこともあるので、「今日はここだけ」など、範囲を決めながら使っていくといいかなと思います。
枕まわりの「皮脂リセット」が重要
同時に、枕カバーやシーツはこまめに洗濯することを習慣にしてください。加齢臭の原因となる皮脂汚れは、40〜50℃くらいのぬるま湯と、皮脂に強い洗剤を使うと落ちやすくなります。洗面台のぬるま湯で軽くもみ洗いしてから洗濯機に入れるだけでも、仕上がりのスッキリ感が違いますよ。
「枕本体はなかなか洗えない」という場合は、枕カバーに加えて、薄手の枕パッドを一枚はさんでおくのがおすすめです。においのつきやすいパッドだけを頻繁に洗えるので、布団の匂いを消すうえでもかなり効いてきます。
加齢臭が特に気になる枕まわりは、枕カバー+枕パッドの二重構造にすると洗濯の自由度が上がります。においのつきやすいパッドだけを頻繁に洗えるので、布団の匂いを消すうえでもかなりおすすめです。おしゃれなタオルを枕パッド代わりにかけておくのも、気軽に始められる工夫ですよ。
部屋全体の「こもり臭」も一緒にケア
タバコの匂いがきつい場合は、部屋そのものの換気やカーテンの洗濯もセットで考えると効果が出やすいです。布団だけにスプレーしても、部屋の中にタバコ成分が残っていると、すぐに戻ってきてしまうからですね。
可能であれば、「タバコはベランダで吸う」「寝室では吸わない」など、場所を分けてしまうのが一番シンプルな対策です。加齢臭の場合も、寝る前に軽くシャワーを浴びる、シャンプーやボディソープを見直すなど、生活習慣とのセットで考えると、布団へのニオイ移りもゆるやかになってきます。
タバコや加齢臭向け消臭スプレー
おすすめ商品例
- P&G ファブリーズ 布用W除菌 消臭スプレー 香りが残らないタイプ
- 花王 リセッシュ除菌EX デオドラントパワー 香りが残らないタイプ
なぜ対策になるのか:タバコ臭や加齢臭は、
- タール・ニコチンなどの粘り気のある臭気成分
- 皮脂酸化でできた油性のニオイ分子
が、布の繊維にベッタリ張り付いている状態です。
これに対して、布用消臭スプレーは大きく3つの仕組みで効きます。
- 臭気分子を「包み込む・中和する」消臭成分
シクロデキストリンなどの環状オリゴ糖や、酸性/中和系の消臭成分が、
タバコ・加齢臭の分子を内部に取り込んだり、別の形に変えてニオイを感じにくくします。 - 抗菌成分で“これ以上増えない”ようにする
汗や皮脂+細菌の分解で発生する匂いに対しては、菌の増殖を抑えることが大事です。W除菌/除菌EX系は、ここをがっつり狙っています。 - 速乾性の溶剤で「ベタつきを残さない」
アルコールなどの揮発成分が一緒に入っていることで、スプレー直後に乾きやすく、成分が布の奥に入りすぎずに表面で働いてくれる設計になっています。
「香りが残らないタイプ」を選ぶと、
- 上から香りでごまかさない
- ニオイの有無を自分の鼻で判断しやすい
ので、タバコ・加齢臭対策にはかなり相性がいいです。
一番大事なのは、スプレーしたあと“必ず”風に当てて乾かすこと。
スプレー+乾燥で初めて効果を発揮するタイプなので、掛け布団を広げて窓を開けておく、サーキュレーターを当てる、などの「乾かすセット運用」を意識してみてください。
ペット粗相と防水シーツ活用
ペットの粗相は、一度ついた匂いが再びトイレの目印になってしまうことが多く、「何度も同じ場所でされてしまう」という悩みにつながりがちです。犬や猫はニオイで場所を記憶するので、「ここはおしっこをしていい場所」と勘違いされると、こちらとしてはかなりつらいですよね。
基本は「おねしょ対策」と同じ流れ
基本の流れは、おねしょと同じで「吸い取る→中和する→乾かす」です。まずはタオルでできるだけ尿を吸い取り、そのあとクエン酸スプレーでアンモニアを中和します。時間がたっている場合や、ペットシーツの外に漏れてしまった場合は、酵素系のペット用消臭剤を併用すると、タンパク質汚れまで分解してくれます。
ペット用の消臭剤は、「ペットが舐めても大丈夫か」「どの素材に使えるか」など、表示をよく読んでから使ってくださいね。心配な場合は、最初に少量を使って様子を見るのがおすすめです。
マットレスまでしみた時の考え方
布団の中材やマットレスまで染み込んでしまった場合は、乾燥まで含めると丸一日かかることもあります。どうしても不安が残るときは、コインランドリーで洗える掛け布団だけでも丸洗いして、ベッドパッドや敷きパッドは買い替えてしまうのも一つの判断です。
ウレタンマットレスにがっつり染みてしまった場合は、完全にニオイを取り切るのがかなり難しいことも正直あります。そういうときは、「これを機に防水シーツ+ベッドパッド+新しいマットレスに切り替える」という選択肢も頭の片隅に置いておくと、気持ちの整理がつきやすいかもしれません。
ペットと一緒に寝る習慣があるなら、防水シーツやマットレスプロテクターはほぼ必須レベルのアイテムです。表面のパッドだけを替えればいい状態にしておくと、粗相のたびに落ち込まずに済みます。特に子犬・子猫期はトイレトレーニングの途中なので、「失敗する前提」で環境を整えておくと、お互いに優しいですよ。
ペットの「安心できる寝床」を用意してあげる
ペットが安心して眠れる場所を別に作ってあげることも、布団の匂いを消すうえでは意外と効いてきます。お気に入りのクッションやペットベッドを用意して、「ここがあなたの場所だよ」と分かりやすくしてあげると、お互いストレスが減りますよ。
寝床のカバーやブランケットは、布団よりも頻度高め(できれば週1〜2回)で洗濯してあげると、ペット自身のニオイケアにもなります。結果的に人間の布団へのニオイ移りも少なくなって、一石二鳥です。
ペット粗相と防水シーツ活用
おすすめ商品例
- 小林製薬 消臭元PRO ペット用 無香料(ペットの尿臭向け)
- プッパプーポ 防水シーツ(おねしょ・粗相対策用)
なぜ対策になるのか
1. ペット用消臭剤:酵素・専用処方で「尿+タンパク汚れ」に強い
ペット用の消臭剤は、一般的な布用スプレーと違って、
- 尿素・タンパク質・脂肪など、ペットの体液に特化した処方
- ペットが舐める可能性を考慮した安全性設計
- アンモニア・有機酸・硫黄系など、動物特有のニオイに合わせた消臭成分
になっているのが特徴です。
消臭元PROペットのような商品は、ニオイ分子を吸着・中和する成分+ニオイの再付着を防ぐ成分が組み合わされているので、単なる「良い香りでごまかすスプレー」とは根本的に違います。
おねしょと同じく、
- まずはタオルで物理的に吸い取る
- クエン酸スプレーでアンモニアを中和
- 仕上げにペット用消臭剤で残り香をケア
という「分業スタイル」にすると、かなりガツンと匂いが落ちやすいですよ。
2. 防水シーツ・マットレスプロテクター:そもそも“しみ込ませない”バリア
プッパプーポのような防水シーツは、
- 表面:綿やパイル生地で肌ざわりを保つ
- 裏面:ポリウレタンなどの防水フィルムで液体をブロック
という二層構造になっていることが多いです。
これによって、
- 粗相があっても「布団本体・マットレスに浸透しない」
- 防水シーツ+ベッドパッドだけ洗えばOK
- 何度も失敗しても、ダメージを受けるのは外側の布だけ
という、めちゃくちゃコスパのいい防御ラインが作れます。
ペットと一緒に寝る前提なら、
- マットレス本体
- その上に防水シーツ
- さらにその上にベッドパッド or 敷きパッド
くらいの三層構造にしておくと、「被害を受けた層だけ洗う・買い替える」で済むので、メンタル的にもほんと楽になります。
布団の匂いを消す根本解決策
ここからは、「とりあえずの応急処置」から一歩進んで、布団の匂いを根本から抑えるための考え方と習慣づくりについてお話しします。原因を理解したうえで、洗濯・乾燥・収納・寝室環境をトータルで見直すと、布団の匂いを消す手間そのものがぐっと減っていきます。「いつの間にかくさくなる布団」を、「基本はいつも無臭に近い布団」に変えていくイメージですね。
布団が臭う原因とモラクセラ菌
まず押さえておきたいのが、「布団の匂いは一つの原因だけではない」ということです。汗や皮脂、おねしょやペットの尿、カビ、タバコ、加齢臭、さらには寝室の湿度や換気状態まで、いろいろな要素が重なって、あのイヤな匂いになります。
中でもやっかいなのが、モラクセラ菌という常在菌です。洗濯しても落としきれなかった皮脂などをエサにして増え、「生乾き臭」と呼ばれる独特の雑巾のような匂いを出します。布団や枕、タオルで感じるあの匂いですね。「洗ったはずなのに、乾いたあとまた臭ってくる」というときは、この生乾き臭の可能性が高いです。
モラクセラ菌が好きな環境・嫌いな環境
モラクセラ菌は熱に弱いので、60℃前後の温水や、高温設定の乾燥機が効きやすいです。逆に、「ぬるっとした生乾き状態」が一番好きな環境なので、洗濯ものや布団を半端な状態で放置するのが一番のごちそうになってしまいます。
布団の場合、「部屋干し+風がほとんど当たらない」「日中もずっと布団を敷きっぱなし」「押し入れに湿ったまましまう」などのパターンが重なると、一気に生乾きゾーンに突入します。これを避けるだけでも、ニオイの出方はかなり変わりますよ。
| 主な原因 | 匂いのイメージ | おすすめ対策 |
|---|---|---|
| 汗・皮脂 | 酸っぱい匂い、体臭っぽい匂い | 重曹・温水洗い・こまめな洗濯 |
| おねしょ・尿 | ツンとしたアンモニア臭 | クエン酸スプレー・早めの吸水 |
| カビ | 土っぽい匂い、押し入れ臭 | エタノール・酸素系漂白剤・徹底乾燥 |
| タバコ・加齢臭 | こもった部屋の匂い、油っぽい匂い | 消臭スプレー・換気・部分洗い |
この表のとおり、原因によって「何を優先してやるべきか」が変わります。布団の匂いを消すときは、まず自分の布団の匂いがどのタイプに近いかを観察してみてください。それだけで、無駄な手間をかなり減らせます。
たとえば、「酸っぱい匂いがメインなのに、クエン酸で対処している」「カビ臭がするのに、消臭スプレーだけでごまかしている」といったミスマッチがあると、なかなかスッキリしません。逆に、原因と対策の方向性さえ合えば、「思ったより簡単に収まったかも」と感じることも多いですよ。
布団が臭う原因とモラクセラ菌(+洗剤)
おすすめ商品例
- 花王 アタックZERO 部屋干しタイプ(液体洗剤)
- +上で挙げた ワイドハイターEXパワー(酸素系漂白剤)を併用
なぜ対策になるのか
モラクセラ菌が作る“生乾き臭”は、
- 皮脂・汗などの汚れ
- 洗濯後も残ったたんぱく汚れ
- 湿ったままの環境(部屋干し・万年床)
が揃ったときに爆発的に出てきます。
部屋干し用の高機能洗剤は、
- 皮脂・タンパク分解酵素+界面活性剤で「エサ」を削る
- 抗菌成分で、洗濯後の菌の増殖を抑える
- 部屋干し時でもニオイ戻りしにくいように配合調整されている
という、“モラクセラ菌のライフラインを断つ”方向の設計になっています。
さらに、ワイドハイターEXパワーのような酸素系漂白剤を一緒に入れると、
- 染みついたニオイ成分そのものを酸化・分解
- 洗濯槽内の雑菌負荷も減らせる
ので、ニオイの「再発しにくさ」がかなり変わってきます。
コインランドリー丸洗いと乾燥

羽毛布団やポリエステルの掛け布団など、「洗える」と表示されている布団は、コインランドリーの大型洗濯乾燥機を使うと一気にリセットできます。汗や皮脂、尿成分、モラクセラ菌のエサになる汚れをまとめて流してしまうイメージです。自宅の洗濯機では入りきらないサイズでも、コインランドリーなら丸ごと任せられます。
コインランドリーに向いている布団・向いていない布団
ただし、すべての布団がコインランドリー向きというわけではありません。ウレタン系のマットレスや羊毛布団、一部の高反発素材は、水と熱に弱く、変形や劣化の原因になることがあります。洗濯表示は必ずチェックし、「水洗い不可」「ドライのみ」などのマークがあるときは、自宅洗い・コインランドリーともに避けた方が無難です。
三つ折りマットレスなど、ウレタン素材がメインの寝具については、三つ折りマットレスの洗い方をまとめた記事のように、そもそもコインランドリー洗いが推奨されていないケースもあります。無理に丸洗いすると、見えないところで傷んでしまうことが多いので注意してください。
乾燥工程が「本番」だと思っておく
コインランドリーで一番大事なのは、実は「乾燥」の工程です。内部が完全に乾いていないと、せっかく洗ったのに生乾き臭が出てしまったり、カビの原因になったりします。乾燥機に入れるときは、ドラムの容量に対して布団がパンパンになりすぎないように、ゆとりを持たせるのがコツです。
途中で一度取り出して、布団の向きを変えたり、軽くほぐしたりすると、熱が中心部まで届きやすくなります。乾燥時間の目安はあくまで「目安」なので、実際には触ったり押したりして、中までふんわり乾いているかどうかをしっかり確認してくださいね。
コインランドリーの乾燥機はパワフルで便利ですが、温度が高めに設定されていることもあります。高温に弱い素材は、乾燥時間を短めにする、温度設定を下げるなどの調整が必須です。店内に注意書きがある場合は必ず確認しましょう。表示されている温度や推奨時間はあくまで一般的な目安なので、正確な情報は各店舗の案内や機械の説明をチェックしてください。
料金は店舗や地域によって差がありますが、1枚あたりの目安コストとしては数百円〜数千円の範囲が多いです。あくまで一般的な目安なので、正確な金額は利用する店舗の表示を確認してください。布団を新品に買い替えることを考えると、コインランドリーでの丸洗いはコスパ的にもかなり優秀な選択肢になりやすいです。
羽毛布団獣臭とクリーニング
新品の羽毛布団を買ったときに「なんだか鳥っぽい匂いがする…」と感じることがあります。これは、ダックやグースの羽毛にもともと含まれている油脂成分の匂いで、不良品というわけではありません。ただ、敏感な人だと「ちょっと気になるな…」と思ってしまうことも多いですよね。
新品の獣臭は「換気+時間」で薄くなることが多い
軽い獣臭であれば、羽毛布団をやさしく押して中の空気を入れ替えつつ、風通しの良い場所で陰干しをくり返すと、少しずつ落ち着いてきます。布団カバーをこまめに洗うだけでも、体感の匂いはかなり変わります。「買った直後は少し気になるけど、数週間〜数か月で落ち着いてくる」というケースも多いので、まずは換気と陰干しから試してみてください。
長年使った羽毛布団の「混ざり臭」はプロの出番
長年使ってきた羽毛布団で、汗や皮脂、カビが混ざったような匂いがする場合は、プロの布団クリーニングを検討するタイミングかもしれません。専門店では、羽毛を傷めにくい洗浄方法や乾燥方法を選んでくれるので、自宅ケアよりも根本的なリセットが期待できます。
クリーニングに出すときは、「どのくらいの年数使っているか」「どんな匂いがするか」「どのくらいふっくら感が残っているか」などを伝えると、リフォーム(打ち直し)も含めて相談しやすくなります。「もう10年以上使っていて、ヘタりも気になっている」という場合は、打ち直しとセットにした方が結果的に満足度が高いことも多いです。
羽毛布団のクリーニング費用は、サイズや店舗によってかなり幅があります。表示されている料金はあくまで一般的な目安として受け取り、正確な情報は各クリーニング店の公式サイトや店頭で確認してください。迷ったときは、一社だけでなく、複数の店舗に見積もりや相談をしてみると、相場感もつかみやすいですよ。
リフォーム(打ち直し)とセットで提案されることもあるので、迷う場合は複数店舗に相談して、羽毛の状態や予算に合ったプランを選んでいくと安心です。判断に悩んだときは、最終的な判断をする前に、布団専門店やクリーニングの専門家に相談してみてください。高額なサービスほど、「口コミや実績」「説明の分かりやすさ」も一緒にチェックしておくと安心感が違います。
除湿シートや布団干しで予防
布団の匂いを消す手間を減らすには、「湿気をためない」「汚れを寝具に直接入れない」ことが一番の近道です。ここでは、日常で続けやすい予防策をまとめます。いきなり全部を完璧にやろうとしなくて大丈夫なので、「これならできそう」というものから一つずつ取り入れてみてください。
フローリング直敷きには「一枚かませる」
フローリングに布団を直敷きしている場合は、すのこベッドや除湿マット、除湿シートを1枚かませるだけでも、カビのリスクがグッと下がります。特にシリカゲル入りの除湿マットは、天日干しで繰り返し使えるタイプも多く、コスパ的にも優秀です。
フローリングでの湿気対策については、フローリングに敷いた布団の湿気対策を詳しく解説している記事も、とても参考になると思います。除湿マットやコルクマットなど、床側の工夫でカビを遠ざけるアイデアがまとまっています。
「起きてすぐ片付けない」だけでも変わる
また、布団干しの頻度も重要です。天気が良い日は、シーツや布団カバーを外して、布団本体を短時間でも外干しするだけで、こもった湿気や軽い匂いはかなり抜けます。花粉やPM2.5が気になる季節は、窓際での室内干し+布団乾燥機という組み合わせもおすすめです。
起きてすぐ布団を押し入れにしまうのではなく、1〜2時間は布団を開いたまま置いておくだけでも、かなりの湿気を逃がせます。忙しい朝でも、「カーテンを開けて、布団をめくる」くらいなら習慣にしやすいかなと思います。
起きてすぐ布団を押し入れにしまうのではなく、1〜2時間は布団を開いたまま置いておくだけでも、かなりの湿気を逃がせます。毎日のルーティンにしやすい予防策なので、ぜひ取り入れてみてください。タイマーをかけておくと、「あ、そろそろ片付けよう」と忘れにくくなりますよ。
布団乾燥機・除湿機との組み合わせ
布団乾燥機や除湿機が家にある場合は、「週末にまとめて使う」だけでも布団のコンディションがかなり変わります。布団乾燥機はダニ対策のイメージが強いですが、湿気飛ばしとニオイ対策という意味でもかなり優秀です。
寝室に除湿機を置いて、「寝ているあいだだけ弱めで回す」という使い方もあります。湿度が下がるとカビやダニも増えにくくなるので、「結果的に布団の匂いを消す手間が減る」という嬉しいおまけ付きです。電気代も気になるところなので、正確な消費電力や運転モードについては、それぞれの家電の公式情報をチェックして、無理のない範囲で使ってみてください。
除湿シートや布団干しで予防
おすすめ商品例:カインズ 敷ふとん用除湿シート
なぜ対策になるのか:除湿シートの中には、シリカゲルやB型シリカゲルなどの吸湿材が入っています。
- 布団の下に敷いて寝る
- あなたの寝汗や床から上がる水分を、シートが一時的に吸い込む
- 一定量たまったら、天日干しして水分を放出→繰り返し使える
という、「湿気の一時避難所」のような役割ですね。
湿度が60%を超えると、カビやダニが増えやすくなりますが、
除湿シートを挟むことで布団の真下だけでも湿度ピークを削ることができます。
- 万年床でフローリングがベタベタする
- 敷き布団の裏がすぐカビる
- 北側の部屋でジメジメしがち
という環境には、かなり相性がいいアイテムです。
布団の匂いを消す原因別総まとめ
ここまで、「布団の匂いを消す」ための緊急対処と、根本的な見直しポイントを一気に駆け抜けてきました。最後に、もう一度だけ大事なところを整理しておきます。ここをざっくり頭に入れておけば、「あ、今のうちに対策しておこう」というタイミングもつかみやすくなるはずです。
おねしょやペットの粗相には、クエン酸スプレーと早めの吸水がとにかく大事でしたね。汗や皮脂による酸っぱい匂いは、重曹とこまめな洗濯でコントロールできます。カビ臭がする場合は、エタノールや酸素系漂白剤を使いつつ、徹底した乾燥と湿気対策がセットになるイメージです。
タバコや加齢臭は、消臭スプレーだけに頼るのではなく、換気や枕まわりの洗濯頻度、場合によっては生活習慣の見直しまで含めて考えると、少しずつ「気にならないレベル」に近づいていきます。羽毛布団やウレタンマットレスなど、素材ごとの弱点を意識しながら、コインランドリーやクリーニングを賢く使うことも、布団の匂いを消すうえで欠かせない選択肢です。
この記事で紹介した温度や時間、費用などの数字は、すべて一般的な目安です。メーカーや商品によって適切な条件は変わるので、正確な情報は必ず各商品の取扱説明書や公式サイトをご確認ください。また、漂白剤やカビ取り剤、高温乾燥など、素材や体調によってリスクがある対策については、最終的な判断はクリーニング店や医師などの専門家にご相談いただくのが安心です。
無理のない範囲で、「今日はここだけやってみよう」と思える対策から一つずつ取り入れていけば、布団の匂いを消すことはもちろん、「寝室に入るとほっとする感じ」も少しずつ戻ってきます。あなたの睡眠時間が、今より少しでも気持ちよくなるきっかけになれば嬉しいです。



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